アーザック

(帝232~無18)
荒野本編、外伝 GOGO☆マックス、パロディ Pの悲劇・荒野の休日に登場。

常に冷静で、優れた判断力と実行力を兼ね備えた、リーダー体質の強力な戦士。
しかしヤゲマとの決着を他者に邪魔されたくないと思い、単独で行動してしまうような一面も。
本編時点においては戦闘は専ら徒手空拳である。しかし、かつて磨き上げた技術は衰えないばかりか、
剣を握れば今なお最強の剣士の1人であった。だが、何者かを守ろうとする意思や、友に剣を向けることへの
潜在的な躊躇いは、殺戮の渦の中心であった完全なる「剣鬼」へと戻る事を許さなかった。


荒野本編におけるキーパーソンの1人。
かつて荒野を広域に渡り支配していた帝国と、反乱軍との戦い(『大戦』と呼ばれる)において
「剣鬼」として荒野に広く名を馳せ、最強とうたわれた天才剣士。
平民の出自でありながら、剣の才能を見出されて帝国で教育を施される。
大戦では将として戦場に赴き、人の丈ほどの長さを持つ大剣を自在に操り勝利を重ね、
剣鬼アーザックの名を荒野中に知らしめた。
その後帝国を離反。ヤゲマと共に反帝国軍の英雄の腕となり、打倒帝国のために剣を振るった。

それから20年の歳月が過ぎた無明暦18年、剣鬼としての戦いを手放し、拳士となったアーザックは、
遥か南方での旅を切り上げて西部荒野へと戻ってくる。そして旧友ヤゲマが最凶最悪の盗賊団の党首と
なっていると知り、旧知の間柄であるジスクスの経営するゲルマン村の酒場”おつまみ”を拠点に、
その調査を進めていた。

主人公に同行しヤゲマを目指し、ついにはヤゲマとの果し合いに破れて最期を迎える。
それは黒主の忠言を聞き入れず、相応しい剣を握り戦わなかったことが
遠因とも考えられる。だが、アーザック自身はその運命に満足していた。それは彼の真なる願いが、
ヤゲマの暴走を止めることではなく、ヤゲマや英雄との旅路に決着をつけることにあったからだろう。
事実その結末を導いた指輪は輝きを失い、願いを叶えたことを報せている。

本編中では、「髭殿」「剣鬼殿」と呼称される機会が多い。


バストアップ

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全身像

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  • 最終更新:2008-09-14 22:14:37

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